本日、小雨の中でございますが、年に2回実施している避難訓練の様子を紹介します。
高齢者が生活されている介護施設では、万が一の災害時に迅速かつ安全に全員が避難できるかどうかが、とても重要です。
今回は、ご利用者様にもご協力をいただき、避難訓練を実施しました。
食堂からの火災を想定で、食堂厨房の出火を発見した職員が、各事務所、職員全員に報告、非常ベルを押し火災通報直通電話にて消防署に通報と全館施錠解除。
その頃には、職員による入居者様の誘導で玄関に次々と避難するために1階の方は玄関には来られていました。
本来なら、避難場所に避難本部を設置しますが本日は雨ということで玄関間に設置しました。
本部は緊急医療班の看護師も待機しています。
2階、3階では動けないご入居様の避難も想定し、職員同士にてシーツでの移動避難もしました。
最後に点呼や、人数確認も行ないました。
災害や火災などが発生した時に慌てず、行動ができるかどうかは事前の訓練にかかっています。
普段、災害は起きないものと考えがちですが、避難訓練を定期的に行う事で、災害時の心構えも生まれてきます。
避難訓練は、「備えあれば憂いなし」という言葉通り、いざという時に命を守る為の大切な行動です。